【今日のえぇもん】

日々、感じたままを書き下ろします。

『千手観音』 My 夢 Dream

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先日、千手観音を大阪フェスティバルホールに見に行ってきました。
正直、最初から感極まってしまいました。

子供達と見に行っていたので涙腺が緩むのをこらえるのが必死でした。

うまく言葉では言えませんが、あれは障害者が演じているものではなく、芸術以外の何ものでもないですね。見なければいけないことはないですけれど、見た人はきっと価値観は変わるような気がするし、変わって欲しいと期待します。

神秘的な音楽に合わせ、両腕を前後左右に動かしたり、体の向きを変えたりすることで、まるで生きた観音様が目の前に出現したかのような幻想を与える6分弱の演目を再現して見せるのが「千手観音」。

16歳〜30歳の男女21人。全員耳が聞こえないため、ふだんの意思疎通は手話だけです。
先頭で踊る女性団長のタイ・リファさん(30)が、「私たちは耳の代わりに全身で音を感じ、さらに出演者同士が呼吸を合わせることで踊りをまとめます。ここまでやるには、1日に十数時間の猛練習が必要なんです」と、語るそうです。

その他に、盲の方達の演奏、歌ありとすごい内容です。

ピタリと息の合った演技を見せる21人全員が、実は中国で唯一の障害者プロ歌舞団「中国残疾人(障害者)芸術団」のメンバー。世界各国で、年間270回以上の公演を繰り返し、2008年の北京五輪の開会式で、この「千手観音」を披露する予定だそうです。

私達は障害者の方たちとともに生活することが多いですが、あそこまで、一つのことを突き詰められるのかと自問自答してしまいました。
そして、こんなに沢山の人たちに感動という形でユニバーサルを訴えた事は本当にすごいです。

今日、スタッフと話してましたが、中国人の方たちだから出来たのかもしれない。文化が違うのかな・・・
って本人は言ってました。
じゃぁ、あなたちも頑張ってよ!!!と思わず言いましたけどね。

どれだけの人達と今後関わっていくのかわかりませんが、言える事は自分を信じることですね。どんな、障害があっても、どんな弊害があっても夢はかなうと思う心ですね。

先日が千秋楽だったので、もう見れないですが、機会があれば必見です!!!
テレビじゃなくて、生で感じて見て欲しいです。

私は感動と共に勇気を頂きました。
これからも、頑張ります!!!

公式URL
http://www.senjukannon.jp/