【今日のえぇもん】

日々、感じたままを書き下ろします。

四川省大地震

今日、携帯のテロップで目に留まったので、詳しく書きます。

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「ママはいつまでもあなたを愛している」

ーーママの最後のメッセージ

四川省地震の救援活動では、さまざまな感動的なことが見られます。

 地震発生の翌13日の昼、救助隊員が廃墟の下から女性の遺体を発見しました。女性は崩れ落ちてきた天井の下敷きになっていて、救助隊員が廃墟の隙間で彼女を発見したとき、彼女は跪いたまま上半身を前に屈め、両手を地面について体を支えていました。

 救助隊員は隙間から手を入れて彼女の死亡を確認したあと、廃墟の中に生存者がいないかと声をかけたり、探知棒でレンガを敲いたりしたのですが、少しの反応もないので、ほかの場所での救援に移ろうとしたとき、救助隊長が「急げ!」と叫びながら、廃墟の女性のところに引き返したのです。そして死んだ女性の体の近くを手で探りましたが、何と彼女の体の下には赤ちゃんがいて、まだ生きていたのです。

 そこで救助隊員は女性の周りの瓦礫を丁寧に取り除き、黄色い花模様がついている赤い布団に包まれた生後三四月の赤ちゃんを女性の体の下で見つけました。実は、彼女が自分の体でわが子を必死に守ったため、この赤ちゃんには怪我ひとつもなく、すやすやと寝ていたのです。救助隊員たちは、寝ている赤ちゃんのかわいい顔を見て、感動ししました。

 その後、医者が布団を開けて赤ちゃんの身体検査をしようとしましたが、何と布団の中から一つの携帯電話が落ちてきました。携帯電話には一通のメールが残されていました。それは、息を引き取る前に、このお母さんが子供に残した最後のメッセージだったのです。 

 このメッセージには「わがかわいい子よ、もしあなたが生きられるのなら、ママを忘れないで。ママはいつまでもあなたを愛しているのよ」と書かれていました。これを見た医者は、「私はこれまで多くの死者を見てきたが、こんなことは初めてだ」と涙を流していました。この携帯電話は次々と救援隊員に回され、彼らはあふれ出る涙を抑え切れませんでした。

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思わず私自身も感極まるものがありました。
先日、映画でアメリカの【9・11】を再現した『ワールド・トレード・センター』を見たばかりだったので、その時の光景とかぶりました。

母親の愛情を改めて思い知らされた出来事でした。
【9・11】は人災ですが、【四川省地震】は天災です。
天災だったはず!?どうしようもなかったのか!?
賛否両論あると思いますが、それでもいたたまれない出来事です。

こんな時いつも思うのは何も出来ない自分がそこにいて、いざ、何か出来るのか探すことが出来なくて・・・
そんな自分を偽善者と思って自問自答する自分と葛藤します。

何も出来ませんが、天候が悪化しませんように!
二次災害が起こりませんように!
そして一人でも多くの人の命が助かりますように!
と願います。

亡くなられた全ての方のご冥福を祈り、謹んで哀悼の意を表します。