【今日のえぇもん】

日々、感じたままを書き下ろします。

今週末!

●土曜日
朝から遊園地に行っておりました。この年で・・・って感じなんですが、カナダに留学していた子のお帰りなさい会でした。その後、兵庫県三田付近でボーリング→ご飯で帰宅です。
一言で楽しかったです。結構、個人的に遊びに行くには珍しいメンバーで総勢12名というかなりの大所帯で行動してました。今回。卒業生3名も含む大学生チームでしたね。4年目にして、こんなに近い距離で初めて遊んだ子もいます。嬉しかったですね。こんな、時じゃないと素顔がみれないし、長い時間いると、その子のいいところも沢山見れるしね。又、行きたいですね。

●日曜日
今日の練習は体育館の都合により夕方からの練習でした。いつも通り行われました。最近、練習後は事務所で映画鑑賞会が催されております。今回の鑑賞映画は

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『ES』
1971年、スタンフォード大学心理学部で、ある実験が試みられた。被験者は新聞広告によって集められた24名。彼らは、無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、監視カメラ付きの模擬刑務所に収容された。二週間、いくつかのルールに従いながら自分の役を演じること、それが彼等に与えられた仕事だった。しかしわずか7日目で、実験は中止。現在、この実験は禁止されている…。

「状況の力」が「人格」を支配する・・・
実験に参加するのは、凶悪な殺人犯でもサイコな変質者でもない。登場人物全員があなたの隣人かもしれない一般 人。
本物の看守よりも看守らしくなる看守役、そして本物の囚人以上に囚人らしくなる囚人役…。役割が人格に与える凄まじい影響力を、実験は明らかにしていく。

ナチスの影
こうした題材がドイツ人の手でドイツを舞台に映画化されるとなれば、誰もが―もちろん映画の製作者側やこの映画を見るドイツ人観客も含めて―ナチズムとの関連を思い起こさずにいられない。映画の中でナチズム(ファシズム)への直接的な言及は、物語の後半になって、看守たちの蛮行に耐えかねた囚人の一人が叫ぶ非難の声においてだけ聞かれるが、この映画全体にナチズムを巡る仄めかしが、意識的か無意識的かはともかく、散りばめられているとも見える。
1960年代から70年代にかけて、こうした心理実験が頻繁に行われた背景として、第2次世界大戦中に、とりわけナチスによるユダヤ人虐殺に代表される野蛮な残虐行為がなぜ起こったのか、という謎を解明しようとする意図があった。
因みに、1963年にハーバート大学のミルグラム教授が行った「服従の心理」を巡る有名な実験は、「アイヒマン実験」と呼ばれる。 あの歴史上最悪の大量虐殺が“普通の人”の関与で引き起こされのだとすれば、あのような出来事が再び起こらないとも限らないし、私やあなたもそれに関与するかもしれない……。映画『エス』は、そうした他人事とは言い切れない深刻な問題を観客全員に突きつける。

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この映画は事実を忠実に再現されたものだそうです。
正直な感想は、現在、状況、内容は違えどどこででも日常行われているように思えました。集団で行動する時には、誰が決めたわけでもなく、リーダーが決まり、いじめられる子が決まります。現在の会社でも・学校でも・主婦の間でも行われていると思いました。

これを、見るのも何かのご縁です。自分たちも集団の中にいるわけですから、しっかり、理念と理性を保ちながら、出来る限り生活していきたいと思います。

『共に生きる社会を築く』という理念を掲げているわけですから、平等・公平・差別・区別をしっかり理解し、判断・実行出来る人間になりたいです。